2009年9月28日月曜日

科学が哲学(仮):死んだらどうなる?  (哲学する科学 第2号)

「私は死んだらどうなってしまうんだろう?」

多くの人が一度は抱いただろうこの疑問の答えは、ロボット工学者の前野隆司教授によれば、「私は死なない」となる。

何故か?

それを理解するには、「私とは何か?」というもっと(最も?)難しいテーマに踏み込むことになる。(゜o゜)ノ

――――――――

その前に………

単純に、「人間は物質のかたまりであるからして、死んだらバクテリアが分解して終わり。」という考え方もある。
または、「火葬にされて、灰になる。」 現代の日本では、この場合の方が多いですね。

これらの答えはある意味で正しいです。
質問が「人間の体は死んだらどうなるんだろう?」であれば。

しかし、多くの人はそれでは納得しないでしょう。
何故なら、私たちが「死んだらどうなるんだろう」と考えるとき、厳密に言えばそれは、

「「私は死んだらどうなるんだろう?」と思っている私の心はどうなるんだろう?」

ということでしょうから。ですよね?

質問が「死んだら心はどうなるんだろう?」であるなら、まずは「心とは何か」を大雑把にでも定義しなければなりません。

というわけで次回はちょっと回り道をして、「心とは何か」について少し書いてみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿